話したくなったから

君色に染まるまで、わがままに。

言葉とガラスの破片

黄色、水色、紫、ピンク…好きな色を混ぜたら真っ黒になっていた。真っ黒になったら何色を混ぜても戻らないのに。かわいくて、きらきらしたかったのに。

 

もっときらきらした物だと思っていたのに、本当はガラスの破片だったから捨てた。ダイヤモンドだと思ってたのに、角が取れて丸くなったガラスだった。

小さい頃は宝物だと思っていたガラスの破片、ピー玉、プラスチックのテトラポットや貝殻。あの頃は、お母さんに「捨てなさい」と言われても頑なに嫌がっていたのに。今は自分で捨てられる。

 

自分で捨てられるようになった時、大人になった気がした。大人になったら嫌なものがたくさん見えるようになっていた。昔捨てたガラスの破片が刺さって、私を苦しめる。

 

 

ケータイは武器だ。ガラスの破片を転がす武器。

「あの子に悪気なんてない」

「出来心だった」

「ちょっと自慢したかっただけ」

全部がガラスの破片で、苦しめる。

苦しめたあの子たち、みんなヘラヘラ笑ってる。あの子たちだけ血まみれにならないなんて。

 

 

許さない、

 

 

私が書いたあの子の悪口、全部ガラスの破片になってあの子に刺さってますように。