超楽しい地獄

オタクの独り言

ドルオタ、太る。

太った。

身体がぶよぶよしている。心なしかお腹も出ている気がする。ヤバい。

 

原因はわかっている。

それは、2ヶ月現場がないこと。

 

5月からほぼほぼ毎月推しの現場があった。

なんなら客席降りしたり、ライブハウスだったり、距離が近い現場ばかり。入りたくなくとも視界に入ってしまうかもしれない。だらしない身体、だらしない見た目で推しの色のペンライトは振れない。そんな勝手な自意識で、私の身なりは保たれていた。

 

しかし、10月11月はなんの現場もない。

恐ろしいほど何もない。今までの怒涛の日々は何だったんだろう。そこでふと気が緩んだ。今まで食べてこなかったアイス、ミルクティー、枷が外れたかの様に甘いものを、砂糖を身体が欲しがるのだ。

あと、母がお菓子作りにハマった。家に帰ると、シナモンロールやドーナツ、パンケーキにフレンチトーストが待っている。なんだか食べないと申し訳ない気がして食べてしまう。美味しい。ループするように日々砂糖まみれになっていく。

 

そして、ふと年末年始に現場があることを思い出す。本当にヤバい。あと1ヶ月しかない。

なので、危機感を持つために現場用のワンピースを買った。

襟から袖にかけてレースで透けているワンピース。ずっと欲しかった形を見つけて、試着室に飛び込んだ。

 

「ゔっ…………………。」

 

入る。入りはする。ただ全身鏡に映ったときの見た目が悪すぎる、

胸はぶよぶよ、クビレも消えかけ、下腹がぽこっとしている。なんだこれは…。脂肪の塊とはこのことか…………………。

 

買ってきたワンピースを即部屋に飾り、

『これ以上太ったらこのワンピースは入らない。これより痩せなければこのワンピースは似合わない…』

もうここまで来ると呪いのようだ。

 

現場は、私ができる範囲で1番キレイにしていきたい。毎月その気持ちを持っていたのに、ふと現場がなくなるとこうなってしまう。意思が弱い。忙しいのを言い訳にして、体幹もキントレも毎日できていなかったし、白湯もサボり気味だった。振り返れば10月は恐ろしく怠惰な気がして、ひどく反省をした。もう1ヶ月前には戻れない。

 

なら、この1ヶ月、頑張るしかないのだ。

また、体幹とキントレ、白湯を再開してみた。Twitterで見たトレーニング方法はいいね後即実行である。

 

推しに見られる訳でもない。それに現場が無いせいにしたいわけじゃない。全部身勝手な自意識のせい。痩せよう。

でも、推しのいるグループがとんかつ屋さんとコラボキャンペーンをしているので、それだけ、それだけは食べに行こうと思う。これだけは許して…御慈悲を…。

 

ダイエットは明日からじゃ遅いこと、やっとわかったよ、私。

現場のことを考えながら今日もジャスミンティーで空腹を誤魔化すのであった。