超楽しい地獄

オタクの独り言

染まる頃、僕は。

アイドル趣味が薄くなってから、私は輪をかけてつまらなくなった。

それは自分でも驚くほどのつまらなさだった。

 

 

毎日喪服のような服を着て、

なんとなくで選んだ音楽に、

人生を重ねたような本を読む。

 

 

こんな風になりたくない私になっていく。

抗えず、流される。

社会に染まること。

大多数になること。

 

大人になること。

 

大嫌いだった、それになっていく。

 

 

何かに染まる頃、僕は。

目指していなかった者になる。

大嫌いだったそれになる。

 

 

別の何かで染めてくれ。

僕を逃がしてくれ。