誰も知らない詩
次が見つかるといいね。
次なんてないよ、次なんていらないよ。
わたしのこと私以外には関係ないから、適当に、興味なくて、何も知らなくていい。
誰にも迷惑はかけられないから、崩れたなにかを集めて無理やり形にして、ハートに押し込める。
人が死んだよって、冬。いつだってわたしを置いていくのは、冬。
あの日も雪が降ってたね、もうそんな話は聞きたくない。
バタースコッチパンのかけら落としていつだって消えていく。
大切なもの私は何一つ守れない。大切なものは手から全部こぼれていく。
テキトー並べた言葉より、この先の話を歌ってよ。
誰が受け入れるなんていった、わたしは受け入れるなんて言ってない。
誰かに届いてほしい言葉は、きっと誰にも届かない。