超楽しい地獄

オタクの独り言

1人と6人の姿を見た

吉野晃一さんがゲスト出演したライブと6人になった超特急が出演したPERFECT VARENTINEに行きました。

 

個々の活動を見たら、きっと気持ちの整理がつくと思っていました。でも、そんなことはありませんでした。余計にぐちゃぐちゃになりました。あの日からずっとしあわせのかたちがぐちゃぐちゃになったままです。ショートケーキが踏みつぶされて、ぐちゃぐちゃにされて、もう元には戻らない。PERFECT VARENTINEも6人だってわかっていたけど心のどこかで、推しがいる形を求めていたんだと思います。でも、今は6人の超特急と吉野晃一と7人の超特急が平行した世界にあって、私はそれで余計におかしくなりそうです。

 

まず吉野晃一さんがゲストで出演したライブに行きました。吉野晃一さんの歌は、どこまでも自分の気持ちを歌っていました。プレイバックは今までの彼のこと、LAZY BEARはいなくなると決めた時のことや彼らのことを思った歌に聞こえました。ステージでライトに照らされている彼はやっぱり素敵でした。彼を見終わったあとは少し希望が持てたけど、よくよく考えたら私が彼を見られる予定がこれ以降ないことに気づいて絶望しました。彼を応援したいのに、この先がないんだと思いました。彼が笑っている夜に私が泣いていることが不毛なことを知りました。

 

そして、PERFECT VARENTINE

6人の超特急は、なんだか全然大丈夫そうに見えました。ずっとかわいかったです。彼がいなくても平気なのかもしれないと思いました。衣装も、お花がたくさんついていて可憐でとても似合っていました。生で聞きたいと思っていたLove againが聞けて嬉しかったです。胸キュンなセリフのコーナーは、タカシくんのターンは耳が痛くなるほどの黄色い声がしてすごいなあと思いました。なんだか、楽しいのに、応援したいのに、何か一歩踏み出せない気持ちでいっぱいでした。母に付き添ってもらったのですが帰り道に、「1年したらまた別の人を好きになってるかもしれないでしょ」と言われました。そうなのかもしれません。でも、私の心はここから動けないままです。今回は、幸か不幸か私の座った席近くにはコーイチ推しがちょこちょこいてこの日ばかりは居て良かったと思いました。みんな超特急が出てきたら泣いてるし、ヤケみたいに彼の名前をコールするからきっとこれが最後だと思ってるのかなという気になりました。

 

2/12、新体制の超特急がスタートと何度も目にしました。きっとこのまま推しはフェードアウトしてしまうと感じました。こんなに速いスピードを出されたら、振り落とされてしまいそうです。こうして6人は走り出しているのに、1人は何も言いません。静かなままです。今のところ彼の予定にある3/3にゲストに出るライブのチケットは見つかっていません。行きたいですが、チケットがどれも高額取引されていてここまでしていくのが少し馬鹿らしく感じています。心が壊れてしまいそうです。不意に涙が出てとまりません。推しが勝手にいなくなったんだから、みんなに悪く言われるのもわかるし、みんなは推しがいていいよねなんて言うのはおかしいことだってわかります。でも、何もないコーイチ推しの私はみんなを羨むことしかできません。

TwitterのTLは希望があって居づらくて、推しの名前でエゴサをかけても何も変わらなくて、askを見たら"あなたとっても恥ずかしいよ?"等の罵倒をされ、友人たちや両親の前ではいつも通りを装って、彼がいなくなってから悲しくて苦しくて本当の私ではいられなくて、どこに怒りを向けていいかわからず八方塞がりで、スタート地点に立ててもいません。

 

4月の東京である超特急ファンミには行かないことを決めました。5月の春ツアーは友人と一緒に2日間行く予定です。春ツアーではきっとピンクのペンライトを振っています。もう黒いペンライトを持つことも、推しのパートに合わせて指揮振りすることも、双眼鏡でステージを見ることも、誰かのせいとコールすることもない。6人が直向きに進む姿を見つめるだけです。東京ドームに行ってね。

 

本音はずっとコーイチくんが進む道を黒いペンライトで照らしていたかった。黒を夜空と例える本当は誰よりもロマンチストなコーイチくんが進む道を少しでも明るいものにしたかった。黒のペンライトが増えれば増えただけ、コーイチくんを照らせると思ってた。でも、それは見当違いだったのかもしれないですね。だって、あなたの周りの人たちはあなたのことを誰もずっと超特急のコーイチくんとは呼んでいなかったから。あなたはずっと吉野晃一だったんだね。

 

6人の超特急は、品行方正できゅっとまとまった男の子たちで、それはそれで魅力的でした。6人がしあわせなら、しあわせになるなら、もう、それでいいんだと思いたいです。ただ、ただ、最近はタカシくんが一生懸命ブログを更新している姿を見ると、頑張りすぎていないか、無理していないかと心配です。よくブログを更新していたユースケくんがほとんど更新していなくて胸が痛いです。

こんなことでどうにかなるような人達じゃないことは知っているから、だから、どうか、夢見たステージに立ってください。

 

割り切れないけど割り切るしかないそう思っています。超特急は私の日々の希望でした。彼の歌声が私の支えでした。でも、今はもう苦しくて超特急の歌が現場以外で聞けません。吉野晃一の歌が聞けません。生きることがこんなにつらかったなんて知りませんでした。ひとつ何かが崩れたら、目が覚めたのに身体が動かなくなるなんて思いませんでした。彼がいないなら地獄でいいのに、地獄はこんなにつらいことを知りました。お互いから未練をどうしても感じるし、アイツは手放したとか、悪い噂とか、置いて行ったとか、今はもう全部知りたくありません。でも、納得はしたいです。わがままだけど、納得がしたいです。

 

長くなりましたが、皆様どうかしあわせに。

私のしあわせの形は願ってももう戻ってきません。だから、超特急も吉野晃一さんも目指した夢が叶いますように。