真面目
「真面目だね」
「本当に頼りになるわ~」
「君がいるから大丈夫だね」
そう言われると、そう生きることを強いられているような気がした。
だから、そうやって生きてきた。
そう言われたから、真面目として生きてきた。
やっぱり自分なんてあまりなかった。
いや、自分はあった。
自分はあったけど、言えなかった。
真面目に型にハマって生きることが良い風潮はまだまだある。
だから今、社会が良しとするレールに乗ろうとしている、
「乘れなかったらどうしよう。」
「就活できるかな。」
「卒業できなかったらどうしよう。」
毎日、毎日、そんな夢ばかり見る。
ノイローゼになりそうだ。
もう、すべて投げ出したい。
半年くらいやりたいことだけやって過ごしたい。
多様性って言う割に、多様に生きられそうにない。
多様性を語る人がきっちりと会社員なのを見ると多様性がわからなくなる。
私も、社会人になれるかな。