超楽しい地獄

オタクの独り言

どこか遠い世界の青色

※noteにも投稿

夢かと思った。

 

 

 

 

 

推し(便宜上)が主役の仕事が発表された。
知った瞬間、
「うれしい!!!!!!!!!!!!ヤッターーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!みんな見て!!!!!!!!!!!!うれしい!!!!!!!!!!」と大声で喜んだ。
嬉しかった。


あ、この声が聞こえた近所の人はみんな見てくださいね!番組タイトルも2024年放送も大きな声で言っておいたので。

 

数日、とにかく狂ったようにティザーPVを見た。増える再生数に期待も増していく。

 


嬉しい。
でも、私はこの作品が放送される頃にまだ好きだろうか。

 

 

 

主人公が発表された週、某話題作にチラっと出ていたことを教えてもらった。
おすすめのトレンドにフルネームが載っていた。こんな日が来るんだ。もっとみんな気づいて気づいてと思った。


主人公のティザーPVも某話題作もそうだ。
声があってる、違和感ないとか、うめき声が良かったとか客観的な意見で褒められているのも嬉しかった。

常に良いと思っているとどうしても客観的に見られなくかるから。好きじゃない人、初めて知った人の言葉は良くても悪くても初めて知った瞬間に戻れる。

 


一週遅れだけどリアタイもした。
本当に出ていた。本人も告知していたし、元々疑ってなんかいないけど。

「またヤンキーとかチンピラ〜??」と悪態をついても、口角は上がっている。

嬉しかった。
今年はあまりアニメに出なかったから。ふとした瞬間にテレビから声が聞こえるのが嬉しい。


当の本人はアニメもゲームも出つつ、吹き替えを頑張りたいと去年からずっと話している。たしかに少しずつ吹き替えの仕事をしている。

自分の向かいたい方へ進んでいく力は見習うべき姿勢だと思った。

 


ソシャゲやドラマCDみたいなそれを好きな人が触れるものに出るのだってもちろん嬉しい。でも、そうじゃなくて、不特定多数が触れるものから声が聞こえてくるのはもっと嬉しいんだ。

 


推しは遠い存在だ。
でも、もっと遠く。
もう姿なんてよくわからないくらい遠くへ。

来年も好きかどうか、明日だってわからない。
だから、いつかどこかで名前を見た時、好きだったことを思い出せるように。


遠くへ、もっと遠くへ歩いていってほしい。
それだけを願っている。