コミュニケーションを学ぶ学生から見た中間淳太くんのこの話凄くないですか?
私はコミュニケーションとそれに付随するものについて学校で学んでいます。
そこではプレゼンやスピーチについても実技授業として学びます。
なので、去年の9月に放送された番組『この話凄くないですか?』の中間淳太くんのプレゼンについて普段の実技と同じようなメモのとり方で未熟ながら良い点・改善点をまとめてみました。
まず普段の淳太くんの喋りについて気になっていることをひとつ。
・喋り方が早口である。
本人もきっと気にしているのではないかなと思いますが早口だと思います。
特に自分が興味関心があるのとについてはとても早口になりがちです。
正義のミカタとかで喋ると早口だなとおもうこともしばしばです。
そして滑舌も特別いい方ではないと思います。
ですが良い事もひとつ。
・声が低めである。
声が低めなとこが何故良いのかというと、高い声で話すよりも説得力が増すからです。
ここまでが淳太くんの普段の喋りについて。
では、この話凄くないですか?の淳太くんのプレゼンについてです。
・良かった点
◎単調でない
先ほど普段の喋りで気になったことで早口を挙げました。
が、今回は全体的に早口で一定の速さで喋るのではなく句読点(、。)を意識し速さもいつもより落として話していたことです。
完全に意識をして話していたなと思いますが、意識して話すことで定着していくと私も教授に言われたので大事なことだと思います。
◎自分の意見を挟む
人に聞いたことと自分の意見は別物です。
淳太くんは冒頭のオランウータンが顔を拭く行動を『僕も今朝こんな感じでした。』と自分に置き換えた意見を話していました。
スピーチで大切なことに自分の言葉で話すことがあります。
淳太くんは度々、自分の言葉を使って話をしていました。
(ex.ストーカーをするを持久戦に持ち込むと言う)
自分の言葉で話す方が聴衆である聞き手に伝わりやすいです。
ここでも注意すべき点を難なくこなせています。
・聞き手に問いかける
Twitterがざわざわした
『3時間持ちますか?』についてです。
個人的にですが問かけの手法は良く使います。
この手法の何がいいかというと聞き手が聞いてくれているかいないかがわかるからです。
この人たち私のプレゼンは聞いてるのかな?と不安になったり、聞き手の注意をひきたいと思った時に問いかけを使うとリアクションが起こるので聞いている人は頷いたり、聞いていない人の注意をひけるのです。
淳太くんは会話の中に問いかけを使い、聞き手の注意を引くことに成功しています。
聞き手の理解を把握にも成功しました。
◎全体を見ながら話す
これってすごい難しいことなんですよ!
人に見られてると思うと緊張しちゃうじゃないですか!?
だから聞き手を見るのは難しいんです!
でも、淳太くんはこれができていました。
できるだけ全体に語りかけるようにわーっと客席を見渡しながら話をしているのがとても印象的でした。
しかもあまり後ろのプレゼンター席を向いていないことに気づいたのか最後の最後に『わかります!?』と言いながら後ろに語りかけていて本当に全体を見るということが完璧に近くできていました。
メモを見ると自然な話し方にならないからできるだけ話しかけるようにするためにも全体を見て話すことは大切なことなのです。
・改善点
×腕がプラプラ、照れ
これはプレゼン中の『淳太、好き!』と抱き付く動きをしたあとのことです。
多分腕がプラプラしたのは、これをやり終わってやっと緊張の糸が解けたんだろうなあなんて思いましたが気になる人はめちゃくちゃ気になる点だと思います。
このプレゼン、全身が見えてしまうから立ち姿も大切なことに含まれるはずです。
ずっと立ち姿が良くても一瞬腕がプラプラしただけで気になる人は絶対気になります。
また、照れ。
やった本人から照れが見え隠れしていたと思います。
やった本人が照れると聞き手もなんだか気恥ずかしくなってしまうのでやるならやり切ることをオススメします。
×左を向く回数が多い
上記で全体を見ていたと書きましたが、左を向く回数が多い気がしました。
もしかしたら癖なのか、はたまたそっちにしっかり聞いてくれる人がいたのか定かではないですが一周見渡すなど工夫が必要ではないかな?と思いました。
以上が淳太くんのこの話凄くないですか?の良い点、改善点でした!
スピーチの授業で実際こんなふうに◎×で人のスピーチをメモしているので淳太くんのスピーチは◎が多くてすごく上手いなあと感心することが多かったです。
そして淳太くんは日頃コンサートやTVで人の目を見て聞く、自分の言葉で意見を言うことが出来ているからスピーチの注意すべき点である人の目を見る、自分の言葉で話すが出来ているのだなあと感心しました。日頃の仕事が別の仕事で活かされている仕事人アイドル流石です…
もし次回があるとすれば、次は1位を狙ってほしいなと応援しています。