超楽しい地獄

オタクの独り言

おばさんになっていく私と5歳の私

またひとつ歳をとりました。

幼稚園か小学校低学年くらいの子達からみたらこの歳は多分おばさんです。

 

先日、友人と電話をしていたときにこんな話をしました。

「思ってた22歳と違う…こんな予定じゃなかった…今の私の姿を見せたら多分5歳の私は泣くと思う。」

 

20歳過ぎたらもう大人で、もっと大人びていて、彼氏もいて、私は普通に大学なんて行っていなくて、もっと自由に、もっと好きなことだけで生きているはずだった。

少なくとも5歳の私はそう思ってた。

 

今の私は、全然大人になれてなくて、彼氏なんていないし、いたこともないし、普通に大学に行って、自由ってよくわからなくて、好きなことだけで生きてなんていない。

5歳の私は、こんな私を見たらきっと未来に絶望して泣いてしまう。

だから、5歳の私とは会えない。もし会えても、会わない。

 

 

 

 

5歳の私は歌手になりたかった。

歌手と言っても多分松浦亜弥さんとかみたいなアイドル歌手になりたかった気がする。

なれなかった。人生何があるかわからないけど、これから先もなれる気がしない。

 

きっときっとなれなかったことを思い出して本当におばさんと呼ばれる頃、私はきっと後悔する。

 5歳の私を泣かせて、私は大人になっていく。

つまらない大人になりたくない。

なのに、私はつまらない大人になってしまう。

5歳の私の夢を叶えられなくてごめんね。

今見てる夢は、きっと、叶えてみせるよ。