2018-10-01 染まる頃、僕は。 雑記 アイドル趣味が薄くなってから、私は輪をかけてつまらなくなった。 それは自分でも驚くほどのつまらなさだった。 毎日喪服のような服を着て、 なんとなくで選んだ音楽に、 人生を重ねたような本を読む。 こんな風になりたくない私になっていく。 抗えず、流される。 社会に染まること。 大多数になること。 大人になること。 大嫌いだった、それになっていく。 何かに染まる頃、僕は。 目指していなかった者になる。 大嫌いだったそれになる。 別の何かで染めてくれ。 僕を逃がしてくれ。